2024.05.17

interior

生活そのものを設計する「設計変更」とは

新築マンションの購入時に、建具やフローリングの色合いを選択したり、お客様の生活スタイルに合わせて標準の間取りを変更したりすることを「設計変更」といいます。最近では「より自分らしい住まい」を求めるニーズに対応するため、設計変更に力を入れているマンションも増えてきました。

この記事では、設計変更の種類、ご相談から工事の完成までの流れをご紹介しながら、私たちプレジャーの設計変更への思い、特徴についてご紹介します。

 

生活そのものを設計する「設計変更」

設計変更の主なものとしては以下の3種類に分けられます。

・無償セレクト
建具・床の色、壁紙、キッチンの高さなど、いくつかの選択肢の中から希望に合うものをセレクトしていただく無償のオプション。

・建築オプション
照明をダウンライトにする、和室を洋室にする、コンセントの数を増やすなど、一般的に希望が多い工事について用意されている、有償のオプション。

・設計変更(間取り変更など)
「リビング横の部屋の壁を取り払ってひとつの空間として使いたい」「収納スペースをもっと広くしたい」などのお客様の要望に応じて間取りのレイアウトを変更するような工事を伴う有償のオプション。

お打ち合わせではまずお客さまのご要望を伺います。お渡しするカタログに掲載しているのは①無償セレクトと②有償の建築オプションです。

無償セレクトは変更期限の前であればすべてのお客様に色・高さなどご自身に合うものをお選びいただけます。有償の建築オプションは、設計変更の中でも特に人気のあるものをピックアップしてありますので、ご自身が必要だと思うものを選んで追加します。

③の設計変更は、間取り変更などカタログには掲載されていない工事を行うものです。ご要望をうかがってどんな変更を行うのかをご相談していきます。ご要望を叶えるご提案ができるよう、初回のお打ち合わせでできるだけお客様の全部のご要望をうかがいます。

お客様がどんな暮らしをしたいと思っていらっしゃるのか、どんな人生プランをお持ちなのか。例えば在宅でのお仕事の方は仕事用のスペースの設計、住み替える予定がある場合は、売却時に不利にならないような間取りの検討が必要でしょう。お話しながら、お客さまのライフスタイル、ライフプランに合わせた案を考えます。

“マンション購入”という人生の大きな場面に立つお客様のこれからを想像しながら、お客様の新たな暮らし、生活そのものを設計することができるのがマンションの「設計変更」の醍醐味(だいごみ)。そう感じながらいつもご提案を考えています。

「こういう暮らしをしたいけれど、どんな間取りや設備にしたらいいのかわからない」というお客様も安心してご相談ください。

 

人生に寄り添ったご提案を目指して

設計変更の内容が決まった後は、マンションの販売会社・建設会社との入念な打ち合わせを行い、工事をスタートします。

工事を進める上では、お客様、そしてマンションの販売会社・建設会社との連携が重要です。こまめな「報告・連絡・相談」で情報を共有し、日頃からのコミュニケーションを密にすることで工事が順調に進むようにします。

プレジャー社内でも、営業担当者だけに限らず責任を持ってチームで対応できるようにと、社内での情報共有をしっかりおこなっています。この対応力は私たちの強みのひとつです。

工事完了後は、内覧会で完成したお部屋をご確認いただきます。注文したものがきちんとできあがっているかをチェックしていただき、他にも問題がなければお引き渡しになります。

設計変更では、最初のご相談から工事、そしてお引き渡しまでの長い期間ご一緒することになります。インテリアオプションをお申し込みされた場合は、さらに入居のときまでのおつきあいになる方も。お客様と信頼関係を築きながら、笑顔で入居日を迎えていただけるように努めております。

 お客様の「こういうものをやってみたい」というお声を実現することは、私たちにとっても一番の勉強になります。それに加えて「そんなこともできるのか」と思っていただけるような、プロとしての提案の引き出しを増やすべく、それぞれの社員が日々勉強を続け、見地をより広げる努力をしています。

 長く住み続けていくうちには、暮らしや家族の変化によってお部屋を「こんなふうに変えたい」と思われるようになるかもしれません。今後はそんなお客様のご要望に応えられる、リフォームの相談窓口も作りたいと考えています。設計変更で始まったお客様との繋がりを大切にして、お客様の人生に寄り添った長いお付き合いをさせていただければ幸いです。

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